妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

雪組公演ショー『Fire Fever!』はやっぱりいい!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


本日は、一昨日(9月5日)観劇した雪組公演のショー『Fire Fever!』について書きます。


まず、宝塚大劇場に入ってまっすぐに向かったのは、キャトルレーヴの整理券の配付場所。
すぐに入れる整理券を受け取って、キャトルレーヴへ。
お目当ては、朝美絢さんの写真。ショーの方の赤い衣装を着ているのを買いました~。


前回は、彩風咲奈さんの写真を買いました。これもショーの方。
ふと横を見ると全国ツアー中の花組のスターさんの写真が……。
柚香光さんの写真(こちらはマタドール姿のもの)も合わせて購入しました~。


その後は、レビューショップで期間限定菓子の「ポルポローネ」を購入。


開場まで時間があったので、ソファーに腰かけて(1か所だけ空いていました)、「『柳生忍法帖』(下巻)」を読んで待っていました。


開場のアナウンスが14時50分頃にあったので、入場。
今回の席は、前から10列目のサブセンター下手側。前回とは反対側です。
舞台も良く見えました。


さて、長くなりましたが、本題の『Fire Fever!』2回目観劇の感想です。


演出は稲葉大地先生。稲葉大地先生演出のショー、レビュー作品は結構好きかも。
『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』『クラシカル ビジュー』『シャルム!』など、
どれも良かったです。


今回のショー『Fire Fever!』は、パワフルで雪組の皆さんの熱量が直接客席にぶつかってくるようなショーでした!!


ショーは、タイトルの『Fire Fever!』を想起させる真っ赤な衣装を纏ったジャングルガイ(朝美絢さん)とジャングルレディ達の情熱的な踊りでスタートします。
それがいったん終了すると、中央から登場するのは金と黒との衣装のジャングルキング
(彩風咲奈さん)。続いて登場するジャングルクイーン(朝月希和さん)も同じ金と黒の
衣装。
ジャングルキングとジャングルクイーンを中心に赤い衣装のジャングルガイとジャングルレディが総出での情熱的な群舞は圧巻。


プロローグが終わって次はドンジョバンニの場面。ここで、コメディタッチな場面を
挟むところがなんとも憎い演出!
朝美絢さんが演じるドンジョバンニは、最後に女性達から「お前が悪い!」と総スカンを食らう。が、そこへ扇で顔を隠した怪しげな女性が出てきて、ドンジョバンニを救う。
しかし、扇を外すとそれはひげを生やした男!(プログラムによると奏乃はるとさん)
エッ、男?と驚くドンジョバンニを中心としたドタバタ騒ぎの内にこの場面は幕。


次の場面は、都会のコンクリートジャングル。ゴールドのスーツとハットの彩風咲奈さん
を中心に、オレンジのアクセントのついた黒のスーツとハットの男役さん達がスタイリッシュに踊ります。


と、ここまで見てきて、朝美絢さんの早替えが凄い、と気づきました。


三つの場面に出演していて、違う衣装で出てくる……。トップさんも大変ですが、同じようにほとんどの場面に出てくる2番手さんも大変だなーと思いました。
トップになるためには、こういう2番手さんのいろいろな経験が大切なんだろうな、と思います。


次の「スペイン狂詩曲」の場面を経て、ロケットの場面。


70人の雪組生によるロケットは、何度見ても圧巻!!!
曲は、ハチャトゥリアンの剣の舞。ロケットのメンバーが入れ替わり立ち替わり登場し、彩風咲奈さんを巡って恋の諍いも……この場面と曲とが見事にマッチしてます。


70人もいて(彩風咲奈さんはさすがにラインダンスの前に脱出)どこを見たらいいのか分からないので、とりあえず、センターの朝美絢さんにフォーカス!
朝美絢さんのロケット姿は貴重です。(もう二度と見れないかも)


そして、雪の場面から、一気に火の鳥の場面へ。


雪の降る静かな場面を挟むことで、その後の火の鳥の場面のfeverが一気に盛り上がります。


再び、全員が真っ赤な衣装(彩風咲奈さんと朝月希和さんは少しオレンジっぽい衣装)で
登場し、舞台のテンションは最高潮に。


そして、フィナーレへ。


彩風咲奈さんと朝月希和さんのデュエットダンス。息がぴったりで素晴らしかった!!


朝月希和さんが雪組のトップ娘役になって、本当に良かったと思います。