妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

面白かった~!!『めぐり会いは再び 前奏曲』のBlu-rayを観ました。①

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


まだ、コロナで休演になる前の4月26日
に星組公演『めぐり会いは再び next
generation』を観劇したのですが、いま
いち話がよく分かりません。


あの双子は一体誰なんだ?レオニードっ
て、どういう関係?
どうも前の2作を観ていないと話について
いけません。
そこで、『めぐり会いは再び 前奏曲』
のBlu-rayを買うことにしました。
前2作を観ていない方、お勧めです。


今回は、1作目について紹介します。


公演解説が残っていたので掲載します。


「愛の勝利」などで知られる、18世紀フ
ランスの劇作家マリヴォーによる名作喜
劇「愛と偶然との戯れ」をミュージカル
化。結婚しようとする男女が期せずして
召使いに化け、相手を観察する羽目にな
ることから起こる騒動を華やかにコミカ
ルに描きながら、繊細な恋愛心理を浮き
彫りにします。
 オルゴン伯爵は娘シルヴィアに、5人の
求婚者の中から一人を選び、結婚するよう
に言う。シルヴィアは抵抗するが、召使い
のリゼットと入れ替わり、変装して相手に
近付き、相手の人柄を認めたら結婚すると
の条件を出す。どの貴公子も気に入らない
シルヴィアが見初めたのは、求婚者の一人
であるドラントの召使いブルギニョンだっ
た。ブルギニョンも気位の高いシルヴィア
に振り回されながらも惹かれていく。実は
ブルギニョンも、シルヴィアと同じ理由で
召使いと入れ替わったドラントだった。そ
うとは知らない二人は、主人になりすまし
た二人をも巻き込み、騒動を繰り広げるこ
とに…。
 演出家・小柳奈穂子の宝塚大劇場デビュ
ー作となります。


主な出演者と配役です。


ドラント・ヴェスペール:柚希 礼音
 シルヴィアの花婿候補
 ヴェスベール公爵の息子


シルヴィア:夢咲 ねね
 オルゴン伯爵の娘


オルゴン伯爵:英真 なおき
 フォスフォールの領主


ラルゴ伯爵夫人:万里 柚美
 リュシドールの愛人


フォーマウハウト:美稀 千種
 村の星祭りの余興に呼ばれた旅芸人
 座長


マリオ・ド・オルゴン:涼 紫央
 シルヴィアの兄


リュシドール:夢乃 聖夏
 シルヴィアの花婿候補
 王立騎士団副筆頭騎士


アルビレオ:妃咲 せあら
 シルヴィアの姉、マリオの妹


ブルギニョン:紅 ゆずる
 ドラントの従僕


リゼット:白華 れみ
 シルヴィアの侍女


アジス:美弥 るりか
 シルヴィアの花婿候補
 ル・カイン王国第二十四王子


ユリウス:天寿 光希
 オルゴン家の執事


レオニード(フォション・ド・ローウェ
ル):音波 みのり

 シルヴィアの花婿候補(兄に変装して
 オルゴン邸に行く)
 ローウェル伯爵の娘


エルモクラート:真風 涼帆
 シルヴィアの花婿候補
 オズウェル辺境伯の息子、劇作家


ケテル:芹香 斗亜
 アジスの従者


コクマ:十碧 れいや
 アジスの従者


コレット:早乙女 わかば
 アジスの侍女



少し、解説します。


オルゴン伯爵(英真なおき)には、長兄
マリオ(涼紫央)と長女シルヴィア(夢
咲ねね)と次女アルビレオ(妃咲せあら)
がいます。末弟ルーチェがいるのですが、
第1話には出てきません。


北の一番星が最も高くなる星祭りの日、
オルゴン家では長女シルヴィアの花婿選
びが行われようとしています。
その候補、ドラント・ヴェスペール(柚
希礼音)は女性に対して不信感を持って
いて、結婚相手の女性の本性を見極める
ために、従僕のブルギニョン(紅ゆずる)
と入れ替わることを思いつきます。
一方、オルゴン伯爵の長女シルヴィアも
男性に不信感を持っていて、花婿候補の
本性を見極めるために、侍女のリゼット
(白華れみ)と入れ替わることにします。


ドラント以外の花婿候補はそれぞれ曰く
つき。
リュシドール(夢乃聖夏)は、ラルゴ伯
爵夫人(万里柚美)への想いを断ち切る
ために、アジス(美弥るりか)は、シル
ヴィアと結婚して、兄たちを見返すため
に、レオニード(音波みのり)は、追い
かけても冷たくあしらうシルヴィアの兄
マリオ(涼紫央)に近づくために男装し
て、そして、エルモクラート(真風涼帆)
は、劇の結末が書けないやけくそで、そ
れぞれ、花婿候補に名乗りを上げます。


ということで、お話は公演解説に書いて
あるような展開になります。


まず、原作が劇作家マリヴォーによる名
作喜劇「愛と偶然との戯れ」だけあって、
ストーリーが面白いです。
そして、柚希礼音さん、コメディも結構
合っています。そして、やはり、さすが
の存在感があります。
紅ゆずるさんがコメディエンヌとしての
演技を遺憾なく発揮してくれます。
この時は、まだ、三男坊の真風涼帆さん
も、銀縁メガネをかけて、結末を書けな
くて苦悩する劇作家を好演しています。


今から見ると結構、豪華メンバーです。


柚希礼音さんが平井堅の「LIFE is... ~
another story~」を歌う場面があり、こ
の場面が素晴らしいです。


ということで、第2作については②で紹介
します。