妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

宙組人事の謎について。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


真風涼帆さんが次の本公演で退団しない
ことが確実になりました。
東京宝塚劇場の前楽が貸切公演になって
いるからです。


そうすると、宙組トップとして、かなり
の長期任期になります。
真風涼帆さんは、2018年1月に宙組トップ
就任ですから、今年の年末で4年になりま
す。
本公演も次の本公演で8作目になります。


絶大な人気を誇った元花組トップの明日
海りおさんは、5年の任期で、本公演10作
でした。


真風涼帆さんの任期は、これに迫ること
になります。


真風さんの人気がそれほどあるのかとい
うと、必ずしもそんなにあるとは思えま
せん。


以前、ある調査会社が行った宝塚各組の
人気ランキングで、宙組は4位でした。
真風さんの人気が他の組のトップと比べ
て絶大であれば、組のランキングといっ
ても4位にはならないでしょう。


そうすると、真風さんの長期任期には、
ほかの理由がありそうです。


また、次のトップが宙組二番手の芹香
斗亜さんだとすると、むしろ長期では
なく、短期になりそうです。


どうも、真風さんの任期が長期なのは、
宙組三番手の桜木みなとさんを次のト
ップにするために、それを待っている
ようにも見えます。


桜木みなとさんは、『カルト・ワイン』
で東上公演主演を務めます。
桜木みなとさんは、昨年、『壮麗帝』
で、東上公演主演を務める予定でした
が、コロナ渦の溜めに、東京公演が
できませんでした。


『カルト・ワイン』が桜木みなとさん
の東上公演初主演とすると、桜木みな
とさんがトップになるためには、来年、
もう1回、東上公演主演を務める必要
があります。


真風さんの長期任期がそのためと考え
ると、一応、理屈は通ります。


ただ、それだと、芹香斗亜さんが二番
手で退団することになって、ちょっと
また大騒ぎになりそうです。
また、桜木みなとさんも二番手を経験
しないで、トップになることになって、
桜木みなとさんにとっても余り良くな
いように思われます。


劇団として、そんな事をやるのか、と
いう疑問があります。


真風さんの長期任期には、ほかの理由
があるようにも思えるのですが、それ
が何であるのかが分かりません。


また、芹香斗亜さんが、『プロミセス、
プロミセス』で、3回目の東上公演主演
務めているのですが、普通、トップ
になるためには、2回東上公演主演で
足りるので、何で、3回も東上公演主演
を務めたのかも謎です。


これらの謎がいつか解ける日がくるので
しょうか?