妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

おや?!前の方が空席になっている?月組公演『Rain on Neptune』④ライブ中継を観てきました~!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、月組公演『Rain on Neptune』
のライブ中継を観に、名古屋駅前にある
映画館へ行ってきました~!!


この映画館で宝塚のライブ中継を観るの
は、星組御園座公演『王家に捧ぐ歌』と
雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensatio
nal!』に続いて、今回が3回目。


愛知県ではもう一カ所、名古屋市の東の
郊外にある映画館でライブ中継をやりま
す。(トップさんの退団公演などの時は
もう少し増やします)


アクセスは、この映画館の方が断然いい
のですが、落選が怖いので、いつもは郊
外の映画館へ、2倍の時間をかけて観に
行きます。


で、行ってみたら、前から5列目までが
ほぼ空席。
星組公演の時は、なぜか、愛知県でライ
ブ中継をやる映画館がここ1か所だけだっ
たので、ここに行きましたが、ほぼ、満
席でした。
雪組公演の時は、意外にも?、前2列を
除いて、ほぼ、席が埋まっていました。
それが、今回は、前5列目までがほぼ、
空席でした。
ちょっと、意外でした。こういうコンサ
ートみたいなのは(ほぼお芝居なのです
が)、余り人気がないのでしょうか?


千秋楽は明日の23日ですが、もういいで
しょう。
お芝居の残りの部分、ネタバレをします。
また、多くの方が、ライブ配信、ライブ
中継でご覧になっていると思いますので、
簡単に書きます。


前回の③の記事で「最後に、明かされる
驚愕の事実。そして、シャトー達は地球
へと帰るのですが……。」と書いてしま
いましたが、「驚愕」というほどでもな
く……。
また、シャドー達の「達」の中には、ネ
プチューンも含まれます。


海王星の月の王トリトンの正体は、地球
の科学者アブリコ。
アブリコには、美しい妻リュミエール
(フランス語で「光」という意味)と一
人の娘がいたのでしたが、リュミエール
は有毒の雨のために、病死してしまいま
す。


妻を生き返らせようと禁じられている人
工生命の創造という罪を犯したために、
アブリコは娘を残して地球を追放され、
海王星へと辿り着いたのでした。
地球に一人残された、アブリコとリュミ
エールの娘がベルメールでした。
そのベルメールもその後、病気で死んで
しまいます、とシャトーが言っていまし
た。


海王星でリュミエールを生き返らせよう
とアブリコは、クローン技術でリュミエ
ールのクローン、ネプチューンを創りま
す。しかし、リュミエールの記憶だけは
取り戻すことが出来ませんでした。


海王星に楽園を造ろうと宝石たちをクロ
ーン技術で創造します。


クローンたちは、ダイヤモンドから精製
した飲み物を飲むことによって永遠の生
命を得ますが、そこは偽りの楽園。
シャトーからクローンたちはトリトンに
言われるがままの存在でシャトーは、
「心が抜け落ちている」と言います。


ネプチューンに、地球には戦争も病気も
あって有毒の雨もふっているけれど、そ
の中で必死に生きている人々の心は美し
いと話すシャトー。


ネプチューンは、そんな美しい地球を見
てみたいと願い、トリトンも最後にはそ
れを許します。
そして、宝石たちにも変化が……。
トリトンは、海王星を本当の楽園にしよ
うと言います。今後は「心」の研究をす
ると……。
ネプチューンは、そんなトリトンに私が
地球から帰るまで、預かっていて、と例
のガラスの欠片を渡します。


この物語では、ガラスの欠片が、シャト
ーからベルメールへ、ベルメールから、
再び、シャトーの元へ、シャトーからネ
プチューンへ、最後にはネプチューンか
らトリトンへと手渡されていき、この物
語のコアになるアイテムとなっています。
まるで、「希望の光」のように。


そして、ネプチューンを連れてシャトー
とその仲間は地球へと帰っていきます。


ハッピーエンド。


説明不足かな?というところもあります
し、また、ちょっと無理があるのでは、
というところもありますが、まあ、谷先
生お得意の異次元ワールドということで
……。


お芝居が終わると、そのままフィナーレ
へ。「Over the Rainbow」になります。


雨が上がると虹がかかる、ということで
しょう。


お芝居とフィナーレとが繋がっています。


そして、舞台の天井から何本ものワイヤ
ーで吊ったライトがいろんな形になり色
も変化して(「ドットイメージ」という
照明技術を使用しているそうです)、客
席の制御ブレスレットライトの光との相
乗効果でとても幻想的な雰囲気を醸し出
しています。
この辺りの演出は、さすが、谷貴矢先生
というところですね。
次の作品が楽しみです。


天井から吊り下げられたライトが動いて
いろいろな形を作るところは、ライブ配
信、ライブ中継でもちょっと映るのです
が、会場のブレスレットライトはほぼ映
りませんでした。
会場のブレスレットライトも含めての演
出なんですがね。
その辺は、やはり会場に行かないと分か
らないですね。ちょっと残念です。


忘れていましたが、この日のMCのゲスト
は、月組の組長になって3年半、この公演
で下級生に間違われることを目標としてい
る光月るうさんと岡山県生まれの桃太郎の
佳城葵さんと月組に来て1年、研10だけど
ピカピカの1年生の彩みちるさんの3人でし
た。


舞浜アンフィシアター観劇時の記事を(↓)
に載せておきます。