妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

また、この人が……。多少は事前予習くらいすればいいのに……。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


また、いつものブロガー(女性の方)の
宙組宝塚大劇場公演『HiGH&LOW』の観
劇の記事です。
せっかく、観劇に行くのに事前に少しは
予習くらいすればいいのに(せめて公演
解説くらい読めば)、と思う内容です。
こんな内容です(一部抜粋)。
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あとね、5つのヤンキーチーム以外にも
留依蒔世さんがリーダーをしているチー
ムがあるんですが、この留依チームの方
が瑠風・鷹翔・桜木チームよりう~んと
重要なんですよ。
だって悪役ですから。ちょっとゴタつく
けれど結局は真風・芹香VS留依の戦いな
んですよね。この3チームさえ存在してい
れば良いんです。
これ・・・
留依さんのチームも入れて「台頭する6つ
のヤンキーチームがあり、留依チームが
暴走した」みたいな設定でも良かったん
じゃないですかね?
なぜそう出来なかったかの理由は推測出
来るんですよ、留依さんをポスター入り
させるわけにはいかなかったとか、そん
な感じ?
(以下、略)
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まず、この「留依チーム」というのは、
「苦邪組」であって、今回の宝塚版のオ
リジナルです。
宝塚のHPの公演解説には、こう書いてあ
ります。
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時はムゲン解散から数ヶ月後、「SWOR
D」誕生前夜の物語である。
かつてムゲンという伝説のチームがこの
一帯を支配していた。しかしある事件を
きっかけに突如ムゲンは解散。無数のチ
ームによる抗争が後を絶たなかった。そ
んな中、ひとりの女性が現れる。彼女と
恋に落ちたのは、「山王連合会」のリー
ダーのコブラ。だが、二人には抗うこと
のできない運命が待っていた……。
「守るべきものができると弱くなる」そ
れは戦うモノたちのセオリーなのか。
やがて頭角を現す五つのチーム「山王連
合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」
「鬼邪高校」「達磨一家」。その裏には、
コブラを無口にさせる悲恋があった……。
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つまり、『HiGH&LOW』というのは、
「SWORD」と呼ばれる五つのチームの
頭文字をとって「SWORD地区」と呼ば
れている一帯で起こる、不良たちの抗争
や仲間同士の友情を描く物語。(なお、
「鬼邪高校」は、「おやこうこう」と読
みます。ですから、頭文字は「O」です。)
したがって、この「SWORD」の五つの
チームがメインのストーリーで、そのリ
ーダー役の5人がポスターに載るのは、
当然といえます。たとえ、出番が少なく
とも。


一方の、「苦邪組」は宝塚版だけに出て
くるオリジナルのチーム。他の五つのチ
ームと同等に扱うわけにはいきません。
「五つ」を簡単に「六つ」にはできませ
ん。
『HiGH&LOW』という長い物語の今回
の宝塚の舞台は、ほんの一部を描いてい
るだけですから、『HiGH&LOW』の世界
観をさすがにぶち壊すわけにはいかなか
ったということです。


別に、留依蒔世さんをポスター入りさせ
たくなかったわけではないでしょう。
「SWORD」の五つのチームのリーダー
役がポスターに載っただけのことです。
ただ、その5人がそれぞれのチームのリ
ーダー役になったのには、意味はあると
思いますが……。


私としては、退団前だから、留依蒔世さ
んは、敵役ではありますが、いい役をも
らったなと思うのですが……。


なお、記事のこの部分は、私も同感です。
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私の感覚としては宙組ハイローをきっか
けにEXILEファンが宝塚の新規ファンに
もなる可能性も、宝塚ファンがEXILEの
新規ファンになる可能性も低そうな気が
します。
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多くの宝塚ファンは、同様でしょうし、
多くのハイローファンも同様だと思いま
す。