妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

水美舞斗さんの専科組替えと、「スター専科」「新専科」について思うこと。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


水美舞斗さんの専科組替えのニュースに
ついて、いろんな方々が、ブログの記事
で取り上げています。


その中で、気になった二つの言葉があり
ます。
「スター専科」と「新専科」です。


まず、「スター専科」です。


この言葉は、今回、初めて知りました。
「新人公演主演済みの専科生の事」を
「スター専科」と言うようです。
どうも、どなたかが作られた造語のよう
です。
ただ、「新人公演主演済みの専科生」を
他の専科の方と区別して、わざわざ、
「スター専科」と呼ぶ意味がよく分かり
ません。


退団された轟悠さんのように、トップ経
験者が専科にいれば、別の組へ出演する
場合には、その組のトップを押し除けて
主演をするのですから、「スター専科」
と呼ぶのに相応しいかもしれません。
また、もし、宙組トップの真風涼帆さん
が退団でなく、専科に組替えしていたら、
やはり、「スター専科」と呼べるでしょ
う。


しかし、水美舞斗さんは、2番手で専科
へ組替えするのですから、他組の公演に
出演する場合には、今の凪七瑠海さんと
同じ扱いになるだろうと思います。


そうであれば、わざわざ、他の専科の方
と区別して「スター専科」と呼ぶ意味は
あまりないように思われます。


もう一つの「新専科」です。


こちらは、さすがに知っています。
ウィキペディアには、次のように紹介さ
れています。
==================
新専科は、2000年6月1日付けで導入され
た新しい専科制度。当時の理事長・植田
紳爾の肝煎りで導入された。ただし、
「新専科」という名称は通称であり、公
式には使用されていない。 従来の専科と
は違い、新専科生はまだ若い将来のトッ
プスター候補生である。
各組への特別出
演や外部出演などを経験して芸を磨き、
そこから各組トップを組の枠を超えフレ
キシブルに誕生させることが狙いであっ
た。
なお、突然の事態にファンは騒然と
なり、公式ウェブページにアクセスが殺
到した。 発足当初に新専科に配属された
のは、以下の10名(当時の各組の2・3番
手)。


・花組の匠ひびき、伊織直加
・月組の紫吹淳、初風緑
・雪組の香寿たつき、汐風幸
・星組の絵麻緒ゆう、彩輝直
・宙組の湖月わたる、樹里咲穂


後に、雪組の成瀬こうきも加わっている。
==================
つまり、元々がトップスター候補を養成
するために発足した制度のようですが、
どうも、あまり上手くいかなかったよう
で、今は存在しない制度です。


したがって、この「新専科」を水美舞斗
さんにそのまま当てはめて、水美舞斗さ
んが100%トップ就任、だというのは、
さすがに、無理があるように思います。
なお、水美舞斗さんにトップ就任の可能
性がない、と言っているわけではありま
せん。


もう一つ、付け加えるなら、元星組トッ
プの北翔海莉さんが専科から星組トップ
になったのは、当時の特殊事情があった
からで、北翔海莉さんのケースをそのま
ま、水美舞斗さんに当てはめるのは、無
理があると思います。


それでは、水美舞斗さんにトップの可能
性はないのか、というと、私は可能性は
あると思っているのですが、それは、ま

た、別の記事で。


↓以前の記事ですが、見事に外れましたね。