妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

月組公演『応天の門』原作漫画第1巻~第16巻を読みました~!!ー主な登場人物と配役を紹介


今日は、壽々(じゅじゅ)です。


月組公演『応天の門』の原作漫画を第1
巻から第16巻を読みました。
現在、最新巻は第16巻ですから、最新の
単行本まで完読したことになります。
読み始めたのは、昨年の7月ですから、
約半年かかったことになります。


これは、間に、「蒼穹の昴」「斜陽の国
のルスダン」「グレート・ギャツビー」
「カジノ・ロワイヤル」が入ったためで
す。


で、第1巻~第4巻までを読み終えた時に
記事を書いたのですが、ほとんど、読ま
れなかった事、登場人物が、増えて紹介
内容も変わったので、前回の記事を追加
・修正して、再度、UPしたいと思います。
(赤字が今回、追加した人物と修正箇所
です)
(( )内は、宝塚の舞台の配役です)
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菅原道真(月城かなと)
学者を多く輩出する菅家の子息。文章生
という宮中で学問の研究をする職につい
ているが、もっぱら自宅の書庫にひきこ
もり唐からの書物をよみふけっている。
在原業平(鳳月杏)
平城帝の血を引き、都中に名を馳せる歌
人。無類の女好きとしても知られる。検
非違使(現在の警察)を率いて都の安全
を守る役職に就く。
白梅(彩みちる)
都を騒がせた「玉虫姫」事件で道真たち
と出会った女官。道真にその学才を買わ
れ、事件の解決と共に菅原家に仕えるこ
とに。
昭姫(海乃美月)
都で起きた女官失踪事件で、道真たちが
出逢った市中の店の女主人。大陸からや
ってきた異国の女性のようだが……。

実は、唐から日本に渡ってきた元女官だ
った。
紀長谷雄(彩海せら)
道真の親友であり、業平の親類でもある
青年。気は弱いが知りたがりのため、よ
くトラブルに巻き込まれている。
藤原良房(光月るう)
藤原北家の筆頭。伴善男と敵対し、太政
大臣として幼い帝の代わりに宮中を牛耳
ろうと目論んでいる。
藤原基経(風間柚乃)
良房の養子で高子の兄。良房の補佐をし
ながら、島田忠臣を配下に置き、善男暗
殺を謀る。過去、道真の兄と交流があっ
た。宮中の勢力に目を光らせている。
菅原是喜(佳城葵 )
道真の父。文章博士を務め帝の待読(学
問を教える学者)をしている。長男の死
について何かを隠している……?
伴善男(夢奈瑠音)
正三位の大納言として一族では異例の出
世をし、宮中の政に関わる。藤原家と対
立。道真とは遠戚にあたる。
島田忠臣(-)
道真の父・菅原是喜の弟子であり、道真
の師匠。学者としてその才を基経に買わ
れているようだが……。
藤原常行(礼華はる)
藤原北家の右大臣・藤原良相の長男。右
近衛権中将として、同い年の従弟である
基経と共に参議に召し上げられる。型破
りな性格だがその本心は……?
清和帝(千海華蘭)
文徳天皇の第四皇子。母は良房の娘。わ
ずか9歳で帝に即位したが、幼少のため
良房が後見人となっている。
藤原高子(天紫珠李)
良房の姪。帝に嫁ぐため、良房によって
屋敷に幽閉されている。基経の同母妹。
過去に業平と駆け落ち未遂をしたことが
ある。
藤原多美子(花妃舞音)
右大臣・藤原の良相の娘で帝の元へ入内
する。常行の異母妹にあたる。
島田宣来子(ー)
忠臣の娘。道真の許嫁であり、道真が得
業生の試験に合格したら夫婦になる約束
をしている。
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なお、前回、載せたのですが、原作の元
になった藤原常行のエピソードをもう一
度、載せておきます。(「百鬼夜行」の
話は、宝塚の舞台に出てくるので)
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藤原常行には、以下のような説話があり
ます。
(ウィキペディアより引用)
常行は若い頃、忌夜行日(陰陽道におい
て、百鬼夜行の日である事から、夜の外
出を避けるべきとされた日)にも関わら
ず、想いを懸けている女の許へ出かけた
ために、百鬼夜行に出会い鬼に捕らわれ
そうになる。しかし、常行の乳母が兄弟
の阿闍梨に書いてもらった尊勝陀羅尼を
常行の服の襟に入れておいたおかげで、
鬼は常行を捕らえる事ができず、常行は
何とか家に逃げ帰ることができたという。