妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

水美舞斗さんの専科異動後について、予想してみました。ー茨の道になるのか?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


水美舞斗さんの専科異動後については、
二つのパターンが考えられます。


一つは、元星組トップの北翔海莉さんの
パターン。
もう一つは、現専科生の凪七瑠海さんの
パターンです。


北翔海莉さんのパターンは、専科異動後、
他組に落下傘してトップになるという形
です。
北翔海莉さんは、どうだったかを見てみ
ましょう。
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2006年8月21日付で月組から宙組へと組
替え。宙組3番手格。
2012年7月2日付で専科へと異動。
専科生として、各組7作品に出演。
2015年5月11日付で星組へ異動となり、
入団18年目で星組トップスターに就任
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北翔海莉さんは、柚希礼音さんと紅ゆず
るさんの間を繋ぐために専科からトップ
になっという感じでしたから、特別な事
例だと思います。
専科生で7作品に出演(この間3年弱)
しているので、元々は、トップにするつ
もりはなかったのだろうと思います。
入団18年目でのトップ就任で、本公演3
作で退団しています。


ただ、水美舞斗さんにこのパターンの可
能性がないか、と言われると、必ずしも
そうではないと思います。


宙組の芹香斗亜さん(トップになるとし
て)と桜木みなとさんの間に入るという
説もありますが、ただでさえ、遅れてい
る桜木みなとさんの上に降りるのは、難
しいでしょう。


可能性があるとすれば、2番手の鳳月杏
さんが来年くらいに退団しそうな月組く
らいでしょうか。
鳳月杏さんが退団になれば、3番手格の
風間柚乃さんは100期生ですし、水美舞
斗さんが月城かなとさんとの間に入り込
む余地はありそうです。


ただ、「同期から同期へのトップ引き継
ぎは無い」説に従うと、これはない、と
いうことになります。


もう一つの凪七瑠海さんのパターンを見
てみます。
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2013年1月29日付で月組へと組替え。
月組2番手格。
2016年9月5日付で専科へと異動。
2017年9 - 12月、星組『ベルリン、わが
愛』- ヨーゼフ・ゲッベルス
2018年2月、星組『うたかたの恋』- フ
リードリヒ公爵
2018年11 - 12月、花組『蘭陵王-美しす
ぎる武将-』- 高長恭
2019年5 - 9月、雪組『壬生義士伝』- 松
本良順
2019年11 - 12月、星組『ロックオペラ
モーツァルト』- アントニオ・サリエリ
2020年10月、凪七瑠海コンサート『パ
ッション・ダムール-愛の夢-』
2021年4 - 7月、花組『アウグストゥス-
尊厳ある者-』- クレオパトラ7世
2022年7 - 8月、雪組『心中・恋の大和
路』- 丹波屋八右衛門
2022年10 - 12月、雪組『蒼穹の昴』
-李鴻章
2023年3 - 4月、星組『バレンシアの熱
い花』-フェルナンド・デルバレス侯爵
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専科へ異動になってから、1年後の2017
年にようやく、星組公演に出演しました。
私は、この時は、もう、凪七瑠海さんは、
他組に出演せずに、そのまま退団するの
ではないか、と思っていました。
その後も、2018年、2019年、2022年は
年2回の出演、2020年、2021年は年1回
だけの出演です。


他組にいれば、多ければ、1年に本公演
2作、別箱公演2作で、4作出演できる事
になりますが、凪七瑠海さんは、1作か
2作の出演です。


水美舞斗さんも、そう多くは、出演でき
ないと思います。
ましてや、凪七瑠海さんがこのまま専科
に残るとすると、出演を二人で分け合う
ことにもなりかねません。
他組の2-3番手のポジションで出演する
わけですから、それぞれの組に2-3番手
がいるので、なかなか、水美舞斗さんの
出演は、難しいと思います。


なお、凪七瑠海さんは、なぜか、月組と
宙組の公演には出演していません。
元いた組には出演しづらいのかもしれま
せん。


水美舞斗さんも花組には、当分の間、出
演しないのかもしれません。
ポジションが難しいですよね。
永久輝せあさんの上なのか下なのか同格
なのか。


他の方のブログを見ると、水美舞斗さん
の専科異動に対して歓迎の声が多いです
が、今のうちから、あまり期待するのは、
いかがなものかと思います。
むしろ、水美舞斗さんにとって、茨の道
になるのではないかと……。


凪七瑠海さんが退団すれば別ですが……。
(そんな予感もしますが、その話は別途)