妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

NEVER SAY GOODBYE MAKAZE④~真風さん挨拶・芹香さん号泣編

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


③の続きになります。
(タイトル変えましたが、続きです)


(観客が全員立ち上がり、幕が上がって)


(真風さんが一人で立っていて)
本当に、ありがとうございます。
はい。そうですね。
ちょっとの間、この絶景を独り占めさせ
て頂きたいと思いますが、宝塚に、男役
に全てを捧げてきました。全てをやり遂
げた後、どうなってしまうんだろうと、
思っていましたが、今は、ただただ、皆
様からの強いお気持ちがひしひしと伝わ
ってきて、幸せという一言では済ませら
れないほど、最高の幸福感と、本当に、
愛おしい気持ちで満ち溢れております。
真風涼帆は、皆様の愛によって、育てて
頂きました。心からの感謝の気持ちを込
めまして、本日は、本当に、ありがとう
ございました。
(拍手)
(真風さん、手を振りながら、一旦、幕
が下ります)


(再び、幕が上がって、真風さんが一人
で立っていて)
本当にありがとうございます。
もう、胸が一杯で、言葉になりません。
大切な皆を呼び込む前に、夢を託すとは、
よくセリフにもありますが、自分自身が
身をもって、その日が来るとは、思って
もいませんでしたが、私にとって、とて
も大切な人に夢の続きを託したいと、思
います。
芹香ちん!!


(芹香さん)はい。(と言いながら、上
手から登場)


(真風さん)どうも。
(芹香さん)どうも。


(真風さん)
もう、本当に、ね。
(お客さんに)
ちょっと、やめて、やめて、まだ、お伝
えしたい思いがありますから。
芹香との出会いは、18年前。そこから少
し離れた期間はありましたが、私にとっ
て一番、宝塚人生を長く、一緒に舞台を
作り続けた
(この辺りから、芹香斗亜さん、泣き顔)
(真風さんも、ちょっと、言葉に詰まっ
て)
苦楽を共にしたとは、このことだなと、
本当に、
(真風さんも涙を拭って)
芹香との想い出は、語りだすと、朝まで
かかるかもしれないから、
(お客さん、拍手)
やめておきますけれども、でも、本当に
宙組に来てからは、特に、私の隣でずっ
と、たくさんの事に気付いてくれて、支
えてくれて、楽しませてくれて、笑わせ
てくれて、絶対的信頼感を、常に、私に
与え続けてくれた、はい、本当に頼もし
い人に自分自身のバトンを渡せることを
本当に幸せに思っております。
本当に、芹香ちん、ありがとう!!
(芹香さん、真風さんに深くお辞儀)
(芹香さん、顔を両手で覆って号泣)
(真風さん、両目の涙を拭って)
もう、大変。大変。
(芹香さん、右手を顔の前で振って)
(真風さん、思わず笑って)
ね、本当にね。
(芹香さん、後ろを向いてしまって)
(真風さん)
凄い泣いちゃってるじゃん。
(芹香さん、振り返って)
何か、信じられなかったんですよ。
ずっと、私が宝塚に入ってから、ゆりか
さんがずっとここで、目の前で、本当に
その背中をずっと、追い掛けて、ゆりか
さんならどうするかな、とか、ゆりかさ
んこうしているから、ああしなきゃとか、
(真風さん、思わず笑って)
(芹香さん)
本当にずっと。ずっと、ずっと、この背
中を。だから、明日からその背中がなく
なるのが、ちょっと、信じられなくて、
でも、こんなに温かい言葉を掛けて頂い
たからには、しっかりと、自分の足で立
って、
(真風さん、また、思わず笑って)
やっていかなきゃいけないなって、今、
思いました。
(真風さん、笑いながら、拍手)
(お客さんも拍手)
(真風さん)
本当に、ありがとうー。
(真風さん、芹香さん、二人抱き合う)
(真風さん)
この子、強がりなところがあるんで、皆
さん、あの、強がっていたら、弱ってい
ると思って、皆さん、よろしくお願いし
ますね。(舞台袖の宙組生の方を向いて)
皆さん、ちょっとね。ちょっとという節
があるので。皆さん、でも、本当にね。
もちろん、舞台は、何の心配もなく、バ
リっと、バリっとなんかいい顔してね。
ポスターもバッチリ決まってましたので、
楽しみしかない!ね。はい。
(拍手)
楽しみしかないですね。皆さん、一緒に
パワーを(パワーを送るふりをして)
パワーを送り続けますので、どうぞ、一
緒に応援しましょうね。皆さんね。
(拍手)
まさか、まさかのこんなに泣いてしまう
とはね。
(芹香さん)
大変、これ放送されちゃっている。
(真風さん、笑いながら)
放送されちゃっているー。なんなら、多
分、生で。全国に。カットはね、出来な
いから、見ちゃってるんじゃないかな、
皆さんがね。(二人、画面に手を振って)
世界には行かなくて良かったね。この急
に大号泣の私たちがね。ずっと、喋って
いられるから。危ない、危ない。
はい、じゃあ、そういうことで。
皆様を呼びたいと思います。皆さん、お
願いしまーす。


(宙組生全員舞台に登場)


何だか、凄い喋りながら、下がってしま
ったんですね、私は。
あっ、そうなんです。それじゃあ、皆様、
本当に、あの、我々、卒業生は、芹香率
いるまた新しい宙組のね、あの、活動を
しっかりと応援していきたいと思います
し、残る宙組の大切な心強い仲間たちが
また、新しい歴史を刻んでいってくれる
ことと思いますので、どうぞ、これから
も宝塚を、宙組をよろしくお願いいたし
ます。そして、最後に、「宙三本締め」
を皆でしてから、あの、締めさせていた
だいてもよりしいでしょうか。
(拍手)
はい。ありがとうございます。それでは、
えー、万が一、初めての方にご案内させ
ていただくと、(説明部分省略します)
「宙」というのは、やっぱり、まだ、私
たちとお茶の間の皆さんで、掛け声をし
て、えっ、大丈夫なのかな。確認するの
忘れちゃったんですよ。だから「宙」っ
て言うてなって、どうかな、皆で、
(拍手)
いいって?いんですって!!
(拍手)
(真風さん、拳を挙げて)
やりましたね、皆さん。
じゃあ、皆さん、一緒に、あの「宙」と
お声を頂けたら幸いです。じゃあ、すっ
しぃさん。お願いいたします。すっしぃ
さんに頼んじゃう。
(この後、寿つかささんの音頭で「宙三
本締め」で締めました。)
ありがとうございます。
(宙組、全員で、右手拳を挙げて)
ゆりかさん、俺たちは、無限だ!!
(真風さん)
ありがとうございます。もう、ずっと一
緒に居たいし、ずっと、ずっと眺めてい
たいですけど、そうもかないのでね。本
当に、本当に幸せな時間を、そして、本
日は、本当にありがとうございました。
(全員礼)(拍手)
(幕が下りる)


で、⑤(ラストです)に続きます。


③の記事です。↓