妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

案外面白く観れました。宙組公演『カジノ・ロワイヤル』2回目観劇感想

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、宙組公演『カジノ・ロワイヤル』
の2回目観劇に宝塚大劇場まで、遠征し
てきました。


また、あの公演を観るのかと思うと、少
々気が重かったのですが、観てみると案
外、面白かったです。


前回は、その前の週に『ジェーン・エア』
を観劇していたので、どうしても、それ
との比較になってしまったのですが、今
回は、間に、他の公演の観劇がなく、前
回の観劇時の評価より落ちようがなかっ
たこと、2回目の観劇で、内容が大体分
かっていて、まあ、お気楽娯楽作品だな
と思いながら観ていたせいかと思います。


今回の席は、18列目で前回の13列目より
も大分、舞台は遠くなったのですが、問
題は、左前の席が背の高い男の人だった
事。舞台下手のお芝居がほとんど見えま
せんでした。前回、観ているので、大体
は分かりましたが、それでも、少し残念
でした。
私は、男の中では背が低い方なので、女
の人と同じ目に遭うことになります。


お芝居の方は、まあ、真風さんは格好い
いですね。銃を構えたところや一体何着
スーツやコートをロンドンからフランス
に持って行ったんだ?と思うほど、出て
来る度に衣装が変わっていましたし……。
まるで、『グレート・ギャツビー』のギ
ャツビーみたい。


ただ、ボンドが煙草を吸う場面があるの
ですが、もういい加減に宝塚も煙草を格
好良く男役が吸う=男のダンディズムか
らは、ショーも含めて脱却してくれない
かなと……。もう、そんな時代ではない
と思いますので。


それを別にすれば、前の記事のタイトル
に付けたように「真風さんによる、真風
ファンのための『カジノ・ロワイヤル』」
だな、と。真風さんの魅力全開です。
真風さんの退団作品に相応しい(内容は
ともかく)、そんな作品にはなっていた
のかなと思います。


アタッシュケースに仕込まれた銃が誰に
も当たっていないように見えても、何で
わざわざ、銃を置いて、ル・シッフルと
剣で決闘しようとするのか、とか、相変
わらず、ツッコミどころ満載ですが、そ
れでも、真風さんは格好いいです。


お芝居の後のショーは良かったですね。
男役達とのダンスも格好良かったし、最
後がリフトで終わるデュエットダンスも
良かったし、その後の真風さんのソロダ
ンスも良かったです。


お芝居をもう少し縮めて、このショーの
部分をもう少し長めにしても良かったの
では?なんて思ったりもしました。


前回の激辛感想①を一応、載せておきま
す。閲覧要注意です。
なお、感想③を一部修正しました(赤字
部分)。


公演情報:劇団四季新作ミュージカル『ゴースト&レディ』上演決定~!!

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


劇団四季の最新オリジナルミュージカル
『ゴースト&レディ』の上演が決定しま
した。


劇団四季のHPです。
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劇団四季最新オリジナルミュージカル
『ゴースト&レディ』の上演が決定しま
した。
2024年5月より、JR東日本四季劇場[秋]
(東京・竹芝)にて上演いたします。


本作品の演出には、ミュージカル『ノー
トルダムの鐘』(2016年劇団四季初演)
を手掛けたスコット・シュワルツ氏を迎
えます。


原作は、「うしおととら」や「からくり
サーカス」をはじめ、多くのヒット作品
で知られる藤田和日郎氏の中編コミック
ス「黒博物館 ゴーストアンドレディ」
(2014~15年/講談社「モーニング」)。
19世紀の欧州で、近代看護の礎を築いた
"ランプを持った淑女"フローレンス・ナ
イチンゲール(フロー)と、"芝居好きな
ゴースト"グレイにまつわるファンタジッ
クなラブストーリーです。


このたびの舞台化にあたっては、原作が
持つ魅力を大事にした上で、「演劇」と
しての新しい魅力を追求。生きる意味を
見出し、懸命に生き抜くフローたちの姿
をシアトリカルに写し出すことで、豊か
な人間ドラマを創り出します。
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面白そうで観たいけれど、劇場は、やっ
ぱり東京なんですよね。
交通費を考えると、無理かな。

水美舞斗さん、月組落下傘という可能性はないのか?⑥

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


水美舞斗さんには、花組でトップになっ
て欲しかったのですが、柚香光さんの7
作以上の長期任期が確定した上に、次に
は、VISAガールの永久輝せあさんが控え
ているという状況です。


さすがに、短期でも花組トップは難しか
ったのでしょう。


専科異動というのは、ちょっと、驚きで
したが、2番手羽根を背負った時から、
もう、決まっていたのだろうと思われま
す。


ただ、専科に異動して、どの組の公演に
出演するのか、というと、これも以前に
記事で書いたように結構、難しいだろう
と思います。
どこの組にも水美舞斗さんと同期のトッ
プか2番手がいるからです。


もし、劇団に水美舞斗さんをトップにす
るつもりがあるのなら、専科からどこか
の組の公演に出演するよりも、いっその
こと、どこかの組に落下傘した方がいい
のではないかと思います。


雪組の朝美絢さんの月組落下傘説に対す
る反論で始めたこの連載記事ですが、水
美舞斗さんが月組に落下傘するというの
は、どうでしょうか?


当然、今は、月組の2番手には鳳月杏さ
んがいます。
ただ、鳳月杏さんの退団後であれば、チ
ャンスはあると思います。


水美舞斗さんが月組カラーにも「芝居の
月組」に合わないのは、承知の上です。


ただ、水美舞斗さんを専科に置いておい
て、たまに、どこかの組に出演させると
いうのは、余りにも、もったいないと思
うのです。


今まで見てきたように、水美舞斗さんが
落下傘するのであれば、月組が一番適し
ていると思われます。


月組としても、暁千星さんが抜けた後の
ショースターとして、水美舞斗さんがい
れば、十分に活躍してくれるはずです。


専科から星組トップになった北翔海莉さ
んの例もあります。


私の単なる願望かもしれませんが、何と
か、叶って欲しいと思っています。


さて、次回の⑦では、今までの総括をし
たいと思います。

ル・シッフルが世界制覇を目指す?宙組公演『カジノ・ロワイヤル』(やや辛口かな?感想)

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今回は、芹香斗亜さん演じるル・シッフ
ルについてです。


公演プログラムで、演出の小池修一郎氏
が「ことに敵役ル・シッフルが自らの使
い込みをギャンブルで穴埋めしようとす
るだけのセコいキャラであるのはつまら
ないと思い、ボンド作品に出て来る世界
制覇を目指すラスボスの役割を付与して
いる
」と述べています。


やっぱり、2番手が悪役ですね。
他の方も書いてみえますが、なんとなく、
『シャーロック・ホームズ』のモリアー
ティ教授に印象が重なります。
モリアーティ教授もホームズとの決闘で
崖から落ちて、で、二人とも生きている
んでしたっけ?


今回のル・シッフルも崖から落ちるんで
すが、その前に、SMERSHのイリヤ( 鷹
翔千空さん)に銃で撃たれていますから、
生き返ることもないでしょう。(ル・シ
ッフルがボンドではなく、SMERSHに殺
されるのは、原作通りですが、ここは、
ボンドに変えても良かったのでは?)


ところで、ル・シッフルの世界制覇です
が、世界制覇ではなく、ロシア帝国を再
興(ネオ・ロマノフ帝国)して、その皇
帝に自分がなる、という感じでしたが…。


そもそも、カジノで儲けたり、ロマノフ
家の遺産で世界制覇が出来るとも思えま
せんし……。
頼りがちょっと頭のおかしいドクトル・
ツバイシュタイン(若翔りつさん)の新
兵器だけというのでは、とても世界制覇
どころか、ロシア帝国の再興もできない
と思うのですが……。
なんとなく、ボンド物としては、まだ、
スケール感が小さいというか……。


ボンドに対する拷問は、結局、行われな
いまま、逃げ出されているし。
どうせなら、もう少し、スケール感の大
きい、芹香斗亜さんのいかにも悪役って
ところを観たかったですね。


何で、芹香斗亜さんがラスプーチンで登
場?という場面も要らなかったように思
います。
真風さんの過去に出演した作品へのオマ
ージュなんだろうとは思いますが、何も
『神々の土地』のラスプーチンでなくて
も良かったのでは?
愛月ひかるさんのラスプーチンが迫力の
演技だっただけに、そのイメージが損な
われたように思います。


「トンデモボンド」でもいいから、ル・
シッフルが世界征服を企み、それをボン
ドが阻止するというような、もう少し、
スケール感のある「シリアス」な作品に
していれば、印象も違ったのに、と思う
と、宙組の皆さんが頑張っているだけに、
やはり、残念感が拭えません。

何かあるよね、星組全国ツアー公演の最速ノーカット放送。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


星組全国ツアー公演『バレンシアの熱い
花』『パッション・ダムール・アゲイン
!』の「タカラヅカ・スカイ・ステージ」
での最速ノーカット放送が決定したとの
お知らせが、昨日、宝塚のHPに載ってい
ました。


日時は、5月21日(日)21:00~23:45で
す。


公演は、昨日、千秋楽を迎えたばかりで
す。
普通は、公演が終了して1カ月で放送さ
れるということは、余り、聞いたことが
ありません。
ブルーレイの売り上げにも影響すると思
われますし……。


絶対、何かあると思うのですが……。