妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

公演情報:続々と再演決定~!!『千と千尋の神隠し』と『天使にラブソングを』。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


コロナ渦で一部公演中止になっていた公
演が次々と公演再演が決定しています。


『アナスタシア』は、すでに再演発表済
みですが、新たに『千と千尋の神隠し』
と『天使にラブソングを』が再演される
ことになりました。


主演は前回と同じで、『千と千尋の神隠
し』は、橋本環奈さんと上白石萌音さん
のWキャスト、『天使にラブソングを』
は、森公美子さんと朝夏まなとさんのW
キャストになります。


『千と千尋の神隠し』は、2023年8月に
愛知・御園座、2024年3月に東京・帝国
劇場で上演。
『天使にラブソングを』は、11月5日(日)
~11月29日(水) 東急シアターオーブほか
全国公演あり、です。


前回、コロナで休演になって観劇できな
かった方、チケットが入手できなかった
方は必見ですね。
どちらも面白い作品です。

月組公演無事完走~!!月組東京宝塚劇場公演千秋楽ライブ配信を視聴しました。②ー月城さん挨拶編

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日の①の続きになります。


今回は、月組東京宝塚劇場公演千秋楽か
ら月城かなとさんのご挨拶の紹介です。


まず、退団者挨拶後の月城さんの挨拶で
す。


「皆様、本日は月組公演の千秋楽にお越
しくださいまして、誠にありがとうござ
いました。月組の月城かなとでございま
す。」
(月城さんお辞儀)(拍手)
「2月に宝塚大劇場でスタートしたこの
公演、本日無事に千秋楽を終えることが
できまして、本当に嬉しく思っておりま
す。皆様の支えがなければ、ここまで来
れませんでした。長いようで、本当にア
ッという間の時間でございました。本拠
地宝塚では、109期生が初舞台を踏みま
した。そして、今日、卒業していく仲間。
皆と共にこの舞台を完走出来た事、本当
に、最高の思い出になりました。明日か
ら5月がスタートいたします。また、新し
い夢に向かって、皆で走っていきたいと
思います。皆様、本日まで本当にありが
とうございました。」


全員でTAKARAZUKA FOREVERを合唱
後、一旦、幕が下りて、再び幕が上がり、


月城さん、光月さんと千海さんの背中に
手を添えながら、
「寂しい気持ちはいっぱいでございます
が、退団者7名の挨拶を聞いて、本当に
皆が宝塚と同じように清々しく明るくて、
残る私たちが背中を押されたような気分
になりました。明日から、また、精一杯、
走って参りたいと思います。皆様、本日
まで温かいご声援を本当にありがとうご
ざいました。」


この後、一旦、幕が下りて、再度、幕が
上がると月城かなとさんと退団者7名が
残って最後のご挨拶になりますが、それ
は、別記事で。


(月組の皆さんを呼んで)
「何よりもお客様に支えて頂いて、この
日を迎えることができました。皆様、本
日まで応援してくださり、本当にありが
とうございました。」


また、幕が下りて再々度幕が上がって、
最後に月組大ジャンプで締めました。


「ありがとございます。えー、最後はや
はり、このメンバーでね。できる最後の
月組大ジャンプを皆様と共にやりたいと
思います!!」
(月城さん、自分で拍手)
「退団者の皆様も一緒に「月組」と言っ
て頂いて、「万歳」の声に合わせて皆様
跳んでいただければと思います。準備運
動は大丈夫ですか?」
(皆、足を動かして準備。鳳月杏さん足
を片足ずつ持ち上げて入念な準備)
「では、皆様への感謝の気持ちを込めま
して、せーの、「月組バンザーイ!!」
皆様、本日まで本当にありがとうござい
ました。」


最後に、上手舞台袖から月城かなとさん
が出てきて、


「皆様、ありがとうございます。7名の
卒業はとても寂しいですけれども、明日
から月組が変わってしまうのではなくて、
続いていくのだと思います。これからも
月組の舞台のここかしこに退団者の皆様
が残してくださったいろいろな思いだっ
たり、いろいろなこだわりを下級生の端
々にまで、感じて頂ける舞台にこれから
なっていくんだと思います。そして、残
された私たちは、そういう舞台を作るん
だという思いで、退団者の皆様が言って
いたように、宝塚がいつまでも愛される
場所であるように、精一杯頑張って参り
たいと思います。皆様、本日まで本当に
ありがとうございました。」


END


③へ続きます。
退団者の挨拶の紹介(全部は無理なので
一部のみ)になります。


①の記事(全体編)です。↓


月組公演『応天の門』『Deep Sea 』千秋楽ライブ配信を視聴しました。①ー全体編

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


本日は、月組東京宝塚劇場公演『応天の
門』『Deep Sea-海神たちのカルナバル
-』の千秋楽のライブ配信を視聴しまし
た。


今回は、全体編です。


お芝居の『応天の門』については、昨日
の記事で最後と思ったのですが、一つだ
け、今日観てて思ったのは、原作と大幅
にストーリーを変更したのは、昭姫(海
乃美月さん)の出番を増やすのが、理由
の一つかな、ということです。


原作で、昭姫が一番多く登場するのは、
菅原道真と「双六」勝負する場面ですが、
これを舞台でやっても、何をやっている
のかよく分かりません。
そこを削って、他の登場場面を増やした
という感じです。
だから、舞台では、道真と業平がバディ
ではなく、道真と昭姫がバディという感
じになっています。


次は、ショーの方ですが、やはり、暁千
星さんが抜けた穴は大きいですね。
くるくる回るだけでもいいので、やはり、
もう一人ショースターがいないと月組公
演は、お芝居はいいが、ショーが地味に
なってしまいそうです。
このまま、補充しないんでしょうか?


さて、パレードが終わって幕が下りると
副組長の白雪さち花さんが登場して、挨
拶と今後の月組の公演スケジュールの紹
介の後、今回の公演で退団する退団者7名
の紹介をしました。
==================
今回の退団者は、次の7名になります。
         同期のお花渡し
光月るう(88期)ー夏月都
千海華蘭(92期)ー鳳月杏
朝霧真(97期)
清華蘭(98期)
結愛かれん(101期)
花時舞香(101期)
蘭世惠翔(102期)
==================
白雪さち花さんの紹介が終わると、退団
者7名が1人ずつ大階段を降りてご挨拶し
ました。


その後、月城かなとさんのご挨拶で、そ
れが終わるとTAKARAZUKA FOREVER
を全員で合唱して一旦幕が下ります。
※退団者の挨拶(全員は無理なので一部)
 と月城かなとさんのご挨拶は、別途、
 記事を書きます。


幕が上がって、もう一度、月城かなとさ
んのご挨拶があって、幕が下り、その後、
さらに、もう一度幕が上がって、月城か
なとさんと退団者7名が残って退団者が
最後に一言ずつご挨拶をしました。
月城かなとさんの方が泣いていました。


その後、月城かなとさんが月組の皆さん
を呼んで、一言ご挨拶をして、幕。
もう一度、幕が上がって、最後に月組大
ジャンプで締めました。


②へ続きます。
多分、月城かなとさん挨拶篇。

今後の私の観劇予定(チケット確保済みのもの)⑨と当落状況。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


前回の更新版です。


宝塚は、星組公演『1789-バスティーユ
の恋人たち-』のローソンチケット貸切
公演が当選し、なんと宝塚友の会が落選
しました!!ビックリ!!
本当にチケット難なのですね。


バウホール公演『月の燈影』は、当然の
ように友の会抽選落選しました。


東急シアターオーブ公演『DEATH TAKES
 A HOLIDAY』は、席がちょっと後ろの方
ですが、友の会でチケット確保です。


赤字が今回、新規確保分です。
==================
5月3日(水)雪組公演『ライラックの夢
路』『ジュエル・ド・パリ!!』
宝塚大劇場


5月5日(金)花組公演『二人だけの戦場』
梅田芸術劇場メインホール


5月21日(日)雪組公演『ライラックの夢
路』『ジュエル・ド・パリ!!』
宝塚大劇場


6月15日(木)月組公演『DEATH TAKES
 A HOLIDAY』
東急シアターオーブ


6月17日(土)星組公演『1789-バステ
ィーユの恋人たち-』
宝塚大劇場


6月27日(火)星組公演『1789-バステ
ィーユの恋人たち-』
宝塚大劇場


7月22日(土)花組公演『鴛鴦歌合戦』
『GRAND MIRAGE!』
宝塚大劇場
==================
宝塚作品は、今のところ以上です。


宝塚以外の作品は、
==================
5月9日(火)『エリザベス・アーデンvs.
ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』
日生劇場


5月25日(木)『クレイジー・フォー・
ユー』
KAAT神奈川芸術劇場


7月8日(土)『ムーラン・ルージュ!ザ・
ミュージカル』
帝国劇場


8月1日(火)『精霊の守り人』
日生劇場


8月5日(土)『精霊の守り人』
日生劇場
==================
ということで、前回から変化なしです。

原作とは異なる道真像を描いた月組公演『応天の門』!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


いよいよ、明日は、月組公演『応天の門』
東京宝塚劇場公演の大千秋楽です。
私は、ライブ配信で視聴の予定です。


今回、原作にハマってしまって、遂に第
17巻も買ってしまいました~!!
今後も、新刊の出るたびに、買うような
気がします。


さて、今回の月組公演『応天の門』に関
して、一杯記事を書いてきましたが、お
芝居に関しては、これが最後になります。


月組公演『応天の門』は、原作漫画と大
きくストーリーを変えたりしていますが、
一番大きいのは、菅原道真という歴史上
の人物の描き方でしょう。


道真が貴族の癖に貴族嫌いであるとか、
物の怪や鬼という怪異を信じないことは、
原作も舞台も同じです。


ただ、原作の道真は、学問一筋で厄介事
に巻き込まれるのが嫌いで、政治には興
味がない。しかし、その学才ゆえに伴大
納言からも藤原基経からも目を付けられ
るのに対して、そのどちらからも距離を
置くようにして、一切関わらないように
しています。少なくとも努力だけはして
います。


これが月組公演では、全く異なります。


道真は、昭姫らの手を借りながら、百鬼
夜行のアジトを突き止め、その後ろにい
る黒幕が藤原基経であることを知ります。
そして、在原業平が止めるのを振り切っ
て、藤原基経と対決しようとします。
最後には、朝議にまで乗り込んで、清和
帝に朝廷に棲む「鬼」には注意するよう、
忠告までします。


原作の道真では考えられないような行動
です。


演出の田淵大輔氏は、史実の道真が藤原
氏との権力闘争に負けて、太宰府に流罪
になることを当然知りながら、そんな、
藤原氏に対抗しようとする道真像を描き
たかったのではないでしょうか?
(道真を流罪にするのは、基経ではなく、
その子の時平です。)


道真が、平安時代の鬼たちと闘うスーパ
ーヒーローであるかのように見えます。


原作の道真と月組公演の道真。どちらが
いいのか(月城かなとさんは別にして)、
それは、人それぞれでしょう。